まだまだ幼いと思っていた我が子も、いつの間にかもうすぐ小学生。子どもの成長をうれしく思う一方で、入学前の時期は「ラン活」や学用品の準備に大忙しになります。
なかでも選び方に迷ってしまうのが入学式の服装です。おしゃれで素敵な服を用意してあげたいものですが、「周りから浮いてしまわないか」と心配になってしまう人も多いでしょう。
そこで、男の子・女の子におすすめの入学式の服装をご紹介します。靴や髪型についてもまとめているので、トータルコーデを考えるときの参考にしてください。
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どうする?入学式の子供服の選び方
上に姉や兄がいれば過去の入学式の雰囲気で服装を決めることができますが、第一子だとそうはいきません。そういうときは周囲からの情報収集が鍵になります。インターネットで調べるといろいろな情報がでてきますが、地域によって特色が異なる場合があります。
例えば、明るめのカラーは避けてシックにまとめるのが暗黙のルールという私立小学校もあるようです。周りから浮かないためにも、まずは情報収集をしましょう。ここからはどのように情報を集めるべきかについて紹介します。
過去の入学式を知っている人に聞く
一番確実なのがその学校の入学式を知っている人に聞くことです。子どもの同級生のママのなかにも兄弟がすでにその学校にいて入学式出席したことがある人もいるはずです。その人に聞けば、地域のルールや雰囲気などをつかむことができるでしょう。
ほかにも、その学校の卒業生や習い事のコミュニティ、よくその学校を知っているご近所さんから情報をゲットすることもできます。なかでも有力な情報を得られる可能性が高いのが近所の洋服店の店員さんです。「いつもどんなスーツが売れていますか?」と聞くと色々な情報を教えてくれるはずです。コネをフルに活用してみましょう。
お目当ての学校がある人は前年に見に行っても◎
もし、お目当ての学校があったり入学する学校が決まっていたりする場合は、前年に入学式を見にいくのもおすすめです。最近ではセキュリティが厳しく式場に入れないことが多いかもしれませんが、入学式に向かう子どもや入学式から帰ってくる子どもを見ると参考になります。
入学式の雰囲気はその年々で変わっていくことも多く、ひと昔前の入学式の情報だと実際と異なる部分があるかもしれません。前年の様子であれば基本的に大きく変わることはないので、確実な情報だといえるでしょう。
実際に新一年生の姿を見ることでイメージしやすくなり、スーツだけではなく髪型など参考にできます。同時に、パパやママの服装もチェックできるので一石二鳥でしょう。
女の子の入学式の服装おすすめ
せっかくの入学式なので、可愛くておしゃれな服装をさせてあげたいという女の子のママも多いことでしょう。最近ではさまざまなブランドからおしゃれな入学式用のスーツやワンピースが発売されているので迷ってしまう人もいるかもしれません。
しかし、まず鉄則はスーツ選びの前に、学校の指定をチェックすることです。ルール違反は周囲から浮いてしまったり学校に迷惑がかかってしまったりすることがあるので、避けるのが無難です。指定がなければ「子どもが好きか、子どもに似合うか」を軸に決めていきましょう。ブラックやネイビー、グレーといったカラーだとよりフォーマルな感じは出ますが、卒園式と違って入学式の服装ではやや華やかなカラーや柄ものなども選ばれています。
そして、見た目だけではなく動きやすさも大切です。入学式当日は、写真撮影や教室移動などがあったり、じっと座って先生のお話を聞かないといけなかったりするシーンもあります。また、慣れないランドセルの重さに疲れてしまうことも考えられるので、窮屈さのないゆとりのある服装にしたほうがストレスなく過ごせるでしょう。
人気なのはワンピース
女の子に圧倒的に人気なのがワンピースです。ワンピースを使ったコーデもさまざまで、ボレロやジャケットと組み合わせたアンサンブルセットが定番です。暖かければノースリーブのワンピースの下にブラウスを着たコーデも軽やかでおすすめです。
入学式のある4月は、服装が特に難しい時期です。暖かい日が続いたと思ったら、雨が降ってぐっと気温が下がってしまうこともあります。そのため、ワンピースのセットアップを用意しておけば気温に合わせてコーディネートをチェンジできるでしょう。寒い日なら「ワンピース+ブラウス+ジャケット」、暖かい日なら「ワンピース+ブラウス」という感じに変えれば、子どもも快適に過ごせます。
ブラウス+スカート+ジャケットセットも
王道の入学式コーデといえば、「スカート+ブラウス+ジャケット」のセットです。きちんと感がでるので、上品に仕上げたいときにおすすめのコーデです。少し華やかさをプラスしたいなら、ブラウスのデザインにこだわってみましょう。襟元にリボンを結ぶデザインなら、正面から写真を撮ったときにも華やかです。
ジャケットを着ることが前提の場合は、ブラウスの袖のボリュームに注意しましょう。ふんわりとしたバルーンスリーブも可愛いですが、ボリュームがありすぎるとジャケットが窮屈に感じてしまう可能性があります。入学式の間も動きやすいように、袖はスリムなデザインがおすすめです。
男の子の入学式の服装おすすめ
男の子の場合はスーツスタイルがおすすめです。大人になると幾度と着ることになるスーツですが、入学式の今だからこそ、子どもに似合う特別なスーツを選んであげましょう。周りと差がつけにくいと思われがちなスーツですが、ポイントを押さえるだけでぐっと垢抜けた印象になります。
スーツスタイルが定番
男の子の場合も、まずは学校の指定を確認するのが鉄則です。指定がなければ、好きなスーツを選んでいきます。定番はスーツスタイルで、ジャケットのカラーは基本的に黒や濃紺などの落ち着いた色が主流になります。女の子ほどカラーバリエーションやデザインに差はなく、スーツスタイル自体にはそれほど違いが出るものではありません。
しかしせっかくのハレの日、周りの子と差をつけてあげたいという人も多いでしょう。その場合は、ネクタイやシャツの色合いをカラフルなものにしてみたり、おしゃれな靴下を選んでみたりするのも1つの手です。また、ネクタイor蝶ネクタイで雰囲気を変えてみてもよいでしょう。
ハーフパンツorロングパンツ?
男の子の入学式といえばハーフパンツが多数派ですが、最近ではロングパンツのスーツセットにも人気が集まっています。入学式のスーツを選ぶときのパンツの長さは、お子さんやご両親の好みに合わせて問題ありません。ハーフパンツの魅力は何といっても子どもらしさで、元気いっぱいのハーフパンツコーデは子どもの今だからこそ、可愛い組み合わせです。
反対にロングパンツは、大人っぽくスタイリッシュな印象に仕上がります。脚長効果で写真映えも抜群でしょう。まだまだ少数派ということもあり、式典中に我が子を探しやすいというメリットもあります。
入学式に履く靴はどうする?
入学式に履く靴は、フォーマルシューズを用意する家庭と、スニーカーで済ませる家庭の両方あります。地域差や学校のカラーにもよるので、前述のように在学生のママなどに聞いておくと確実でしょう。せっかくのハレの日なのに靴が汚れていたりしたら残念なのでお手入れは入念にしておきます。
そして、靴下のチェックも忘れずにしておきましょう。家にある白い靴下で済ませようとしたら汚れていた…ということも多いので事前に確認することが大切です。
髪型にも気を配って
男の子も女の子もきっちりした服装のときは、それに合わせた髪型にしましょう。なかには子どものために美容院を予約しているママもいますが、寝癖を直して整えてヘアアクセサリーをつければ十分華やかになります。
ただし、ヘアアクセサリーのつけ過ぎには注意が必要です。頭の高い位置に大きいヘアアクセサリーをつけてしまうと、写真を撮ったり席に着いたりするときに後ろの子が見えなくなってしまう可能性があります。また、入学式に通学帽子のサイズ合わせがある小学校もあるので、取り外しが簡単なヘアアクセサリーや、帽子が被れるぐらいのヘアアレンジにしておくと、最後まで髪型が崩れず安心です。
素敵な服装でハレの日をお祝いしよう
入学式の服装は迷うことも多いですが、周りの人に聞いたり、入学式の様子を外から見てみたりすると雰囲気を知ることができます。入学説明会や学校からのお知らせで入学式の服装ルールがないようであれば、子どもと一緒に好きなスーツを選びましょう。
一生に一度の小学校の入学式ですから、ぜひ服装選びも楽しんでみてください。