赤ちゃんの成長は早く、成長段階に合わせて肌着や服のタイプも変えていく必要があります。
しかし、カバーオールやロンパースなど名前を聞いただけでは違いがよくわからないというママの声もよく聞かれます。
そこで、今回はカバーオールとロンパースの違いや着せ方、着せる期間などについて解説していきましょう。
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カバーオールとロンパースの違いは肌着として着られるかどうか
カバーオールとロンパースの違いを解説する前に、まずは共通点をあげてみましょう。
- つなぎタイプでお腹を冷えから守ってくれる
- 袖口や裾にゴムが入っているタイプが多い
- 股下はボタンで留める
- 前はボタンで開くか、頭から被るタイプ
- サイズ展開は50〜80が一般的
サイズ展開からみると、生後2〜3ヵ月から1歳ごろまでの赤ちゃんに適しているとわかります。では、2つの違いはどのようなものなのでしょうか。
カバーオールは肌着の上に着るもの
カバーオールは「全て(オール)カバーする」という意味通り、首から足まですっぽり覆うもので、冬など寒い時期向けに足元・足先をカバーするタイプもあります。
海外の製品に多くある足先まで覆ってくれるタイプは、靴下を嫌がる赤ちゃんにもおすすめです。自分で靴下を脱いでしまう赤ちゃんや、気付かぬうちに脱げてしまうこともあるでしょう。気がついたら靴下がなくなってしまったということも避けられます。
カバーオールは長袖・長ズボンが一般的ですが、暑い時期向けに半袖や袖なしタイプも販売されています。肌着の上に着るもので、外出着としても使えます。
股下ボタンですから、ねんね期の赤ちゃんでもおむつ替えが楽です。洋服として着るので、かわいいデザインを選ぶ楽しみもあるでしょう。
ロンパースは肌着としても着られる
ロンパースは、袖は半袖かノースリーブ、ズボンはブルマか短パンなどで足は覆いません。肌着としても着用できるものが多いため、夏はロンパース1枚が基本で、冷房が効いた室内などは上に重ね着させるのがおすすめです。
冬はロンパースを肌着代わりにして、上からカバーオールを着せてあげましょう。暖房が効いた室内など暑い時はカバーオールを脱がして、ロンパースの上にカーディガンなどを羽織らせてあげるなど、暑さ寒さの調節にも便利です。
被りタイプのロンパースは首が座ってから(生後4ヵ月以降)がおすすめです。お座りやつかまり立ちができるようになってからも脱ぎ着しやすいので、大きめサイズを用意しておくと長く着られます。
カバーオールの着せ方は赤ちゃんの成長段階によって変わる
カバーオールの着せ方は、赤ちゃんの成長段階によって変わります。
ねんね期の頃は、被りタイプよりも前開きタイプがおすすめです。ボタンを全部外して開いた中に肌着も開いて重ねておくと、腕や脚を通すのがまとめてできるので便利です。
首が座ってきたら、赤ちゃんを後ろ抱っこして膝の上にのせながら着替えさせるのがおすすめです。次のような手順で着替えさせましょう。
- カバーオールはボタンを全て外しておく
- 後ろから赤ちゃんを抱っこして、膝の上に座らせる(または寝かせる)
- 脚を片方ずつカバーオールに入れていく。ウェアをたくしあげて、足の先までしっかり入れる。
- 反対の足も同様に袖口からママの手を入れ、内側から入れた赤ちゃんの手を持って袖口まで優しく誘導する
- 両方の腕を袖に通したら、スナップを留める
赤ちゃんが飽きてきたら、おててはこっちだよ〜など話しかけながら着せていきましょう。ぐずり始めたら、ねんねの体勢にするのにも後ろ抱っこなら簡単です。
つかまり立ちをするようになったら上下服にシフトするのがおすすめ
ずり這いやハイハイ時期は、特にお腹がめくれやすいので、ロンパースやカバーオールなどつなぎタイプの服がおすすめです。おむつ替えの時も股下ボタンが便利です。
しかし、つかまり立ちをする頃になったら上下服にシフトすることをおすすめします。その頃にはおむつ替えのときも大人しく寝ていてくれず、お尻を拭く際につなぎタイプのロンパースやカバーオールでは、汚れがつきやすくなるからです。
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カバーオール・ロンパースはねんね期からハイハイ期の赤ちゃん向け
カバーオールとロンパースは、ねんね期からハイハイ期までの赤ちゃんのお着替えやおむつ替えに便利なベビー服です。カバーオールは肌着の上に着るもので、ロンパースは肌着と兼用できるため、夏などにはそれ1枚で過ごせます。
どちらも股下ボタンや、お腹の部分がめくれて冷えないようにつなぎタイプになっています。着せるときは後ろ抱っこで膝の上がおすすめです。
赤ちゃんがつかまり立ちをするようになったら、お着替えやおむつ替えも立ったまま行うケースが増えますので、カバーオールやロンパースからシャツとズボンなど上下が分かれている服へのシフトをおすすめします。