赤ちゃんに着せる肌着といっても、「短肌着」や「長肌着」、「コンビ肌着」や「ボディスーツ」など、実にさまざまな種類があります。
妊娠・出産を通してはじめて、そんなアイテムがあることを知ったという人も多いのではないでしょうか。
どの肌着をいつごろ着せればいいのか、判断に迷うママもいることでしょう。
特に、ボディスーツのような上下つながったタイプの肌着は、いつまで着せるべきなのか悩むかもしれません。
この記事では赤ちゃんの下着について詳しく解説しますので、悩んだときはぜひ参考にしてください。
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目次
0歳は季節や体の発達によって選ぼう
一口に0歳児といっても、生まれたばかりの新生児と1歳手前の歩きはじめる前後の子まで、かなり差があります。0歳代の1年間の成長は早く、首が据わっていないねんねの時期を経て、おすわりやハイハイができるようになります。
早い子は1歳になるまでに歩きはじめることもあるため、発達に合わせて適切な肌着を選ぶことが大切です。
また、春や夏に生まれる子と秋や冬に生まれる子では、必要な肌着の枚数が異なることもあります。0歳児の肌着は季節や発達段階に合わせて選ぶようにしましょう。
短肌着・長肌着はいつまで?
0歳児でも新生児~首の据わっていないねんねの時期には、短肌着や長肌着、コンビ肌着を着せるのが一般的です。どれも「打ち合わせタイプ」といわれる肌着で、着物のように前を合わせて紐でむすびます。首の据わっていない状態の赤ちゃんを仰向けに寝かせて脱ぎ着させやすいつくりです。
短肌着・長肌着は、使用期間が明確に決まっているものではないので、新生児期だけ使ってすぐに前置きのボディスーツに切り替えるママもいれば、首が据わるまで着させるというママもいます。
短肌着は赤ちゃんのお腹から腰あたりまでの丈、長肌着は同じつくりで足まで覆ってしまえる長さがあります。長肌着は真夏に1枚で着せてもよいですが、主に寒い時期に短肌着の上に重ねて着せます。
コンビ肌着は長肌着のようにある程度の長さがあり、股下にスナップボタンがついています。ボタンを留めると左右の足をわけてズボンのようにすることができます。生後2~3カ月を過ぎて足をバタバタさせるようになる時期に着せると、はだけにくいので便利です。長肌着の代わりとして短肌着の上に着せる使い方もできます。
首が据わったらかぶるタイプのボディスーツもOK
首が据わったら、かぶるタイプのボディスーツも着せやすくなります。ボディスーツは前開きのものであれば、新生児期でも着させることは可能ですが、かぶるタイプのものは首が据わってからの方が着せやすいでしょう。
ボディスーツは上下がつながっているので、お腹やお尻をしっかりカバーすることができます。寝冷えを防ぐうえ、夢中で遊んでいるときにお腹が丸見えになってしまうこともありません。カラーも豊富でかわいいデザインのものも多く、ママにとっても選ぶのが楽しくなるアイテムです。赤ちゃんの首が据わって以降、動きがアクティブになればなるほど、ボディスーツに切り替えるママが増えてきます。
前開きのボディスーツは、着せたり脱がせたりがしやすいので、首据わり前の赤ちゃんにも着せられるというメリットがあります。一方かぶるタイプのボディスーツは、赤ちゃんがうつ伏せになっても胸にボタンがないぶん快適です。赤ちゃんの状況と実際に育児をするパパ・ママの好みに合わせて選んでください。
ボディスーツとロンパースの違いは?
ボディスーツとロンパース、とてもよく似たアイテムなので、どう違うのかわからないというママもいることでしょう。
ボディスーツとロンパースは前開きタイプもありますが、頭からかぶるタイプが多く、基本的には上下つながったものを指します。どちらも股の部分をスナップボタンで留められるつくりになっています。
ボディスーツとロンパースはどこがどう違うのか、実はメーカーや小売店によって定義が異なっていてあいまいです。名称も「ボディーシャツ」や「ボディ肌着」、「ボディロンパース」のほか、単に「ボディ」と呼ばれることもあり、はじめて育児する人にとっては迷うかもしれません。
裾の長さにはブルマ型や短パン型などバリエーションがあります。はっきり区別されているわけではありませんが、ボディスーツは太もも部分にほとんど生地がないものが一般的です。ロンパースには裾やフリルがついていることがあり、肌着として着させるのはもちろん、アウターとして使えるデザインもあります。
ボディスーツはいつまで?セパレートにするタイミングは?
短肌着・長肌着はこれまで説明してきた通り、特にいつまで着させなくてはいけない、とは決まっていません。しかし、首据わりや寝返りをしたタイミングでボディスーツに代えるママが多くいます。
では、そのボディスーツはいつまで着せたらよいのでしょうか。そして、下着を上下分かれたセパレートタイプにするタイミングはいつがよいのでしょうか。
ボディスーツにもセパレートの下着にもそれぞれメリットがあります。基本的にはパパ・ママの事情や子どもの好みに合わせてOKですが、上下セパレートタイプの肌着を着せはじめる一般的なタイミングについて詳しく説明します。
ボディスーツのメリット
ボディスーツのメリットは、活発に遊んでいても洋服の裾からお腹が出てしまうことがないうえ、寝相の悪い子でも寝冷えしにくいことです。できればもう少し着させ続けたいと思っていても、見た目が赤ちゃんっぽいのではないかと悩んでいるママもいるのではないでしょうか。
ボディスーツからセパレートタイプの肌着に変えるタイミングは複数あります。ここからはボディスーツを卒業するきっかけについて紹介します。
保育園入園の段階でセパレートに
おむつの取れていない小さい子が多い保育園では、保育士さんが1日にするおむつ替えの回数も多くなります。ボディスーツは一つひとつボタンを外したり留めたりするため着脱しにくく、限られた人数で多くの園児をお世話する保育士さんにはかなりの負担です。
それに比べると上下セパレートタイプの肌着なら、ズボンをサッと下ろしておむつ替えができます。保育士さんはおむつ替えだけが仕事ではなく、他にも日々多くの業務をこなしながら子どもたちの保育をしてくれています。保育園がどのような対応をしてくれるかによりますが、上下つながった肌着は断られることが多いのが実情です。
トイトレが始まったら
2歳代の後半から3歳くらいになったころ、トイレトレーニングをする子は多いです。その時期にボディスーツから、セパレートタイプの肌着に変えるというママさんもいます。
ボディスーツではトイレに行ってから股のスナップを外す手間がありますが、セパレートタイプならズボンとともにおむつやパンツを引き下ろすだけなので、トイトレしやすいでしょう。
また、トイトレに失敗してしまった場合、つなぎタイプの肌着はすべて着替えさせなければなりません。しかしセパレートタイプならばボトムだけで済むため、着替えや洗濯の手間を削減することもできます。
サイズがなくなったら
ここまで説明してきたとおり、寝冷えの予防に役立ち、活発に遊んでいてもお腹が丸見えにならないなど、メリットが多いつなぎタイプの肌着を着せ続けたいと思っているママもいることでしょう。
ただしサイズの問題があります。つなぎタイプの肌着は多くのブランドやメーカーで大きくても95サイズくらいまでしか作られていません。ベビー服のサイズ表記95といえば身長約95cm、参考年齢は3歳前後、大体先述したトイトレが始まるくらいです。サイズが95を超えてしまった段階で、ボディスーツ卒業というパターンもあるのです。
赤ちゃんの成長を楽しもう
赤ちゃんの肌着は成長段階に合わせてさまざまなタイプが販売されていますが、いつまでに何を着させなければならないといった決まりはありません。赤ちゃんにとっての快適さやパパ・ママの世話しやすさを考えて適切なものを選ぶようにしましょう。
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