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10 February

新生児のお洋服2WAYオールは いつまで着られる? カバーオールとの違いや着こなしを解説 新生児のお洋服2WAYオール(ツーウェイオール)はいつまで着られる?赤ちゃんの定番服カバーオールとの違いや着こなしを解説

新生児のお洋服2WAYオールは いつまで着られる? カバーオールとの違いや着こなしを解説

「赤ちゃんの洋服を買いたいけれど、2WAYオールはいつまで着られるの?」そのように悩むご家族は多いのではないでしょうか。

かわいい赤ちゃんに似合う服、気持ち良く過ごせる服、お世話のしやすい服を着せたいと思う一方、少しでも長く着られる洋服を選び、経済的な買い物をしたいとも考える人もいるのではないでしょうか。

この記事では、赤ちゃんの洋服として人気の2WAYオールについて、ほかの洋服との違いや素材、いつまで着られるのか、2WAYオールの着こなし方について解説していきます。

2WAYオールについて気になっている人、これから赤ちゃんの洋服を選ぼうと思っている人は、ぜひチェックしてみてください。

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2WAYオール(ツーウェイオール)とは?

2WAYオールは、その名の通り2通りの着せ方ができる洋服です。1つはワンピースのような筒型の形で、裾が開いた状態で着せる着方、もう1つは裾をボタンで留めることによってズボンの形にする着方です。
2WAYオールは股下から下の部分に、前後にボタンが付いています。裾の開いたワンピースにするときには、前のボタンは前で、後ろのボタンは後ろで留めて筒型にします。下をズボンにするときには、前後のボタンを留め合わせることで、股下を2つに分けてズボンにできる便利な洋服です。

カバーオール、ドレスオール、2WAYオールの違い

赤ちゃんの服として2WAYオールのほか、ドレスオールやカバーオールなどがあります。それらの違いがよく分からないという人もいるのではないでしょうか。

簡単に言うと生まれてすぐに使えるのがドレスオール、その後がカバーオール、どちらにも使えるのが2WAYオールです。

では、それぞれについて具体的に解説していきましょう。

 

ドレスオールとは

ドレスオールは上下つながった赤ちゃんの服で、足元がドレスのようにスカート状になっているものを指します。おむつ替えが頻繁な新生児期にも便利な作りのため、新生児期に着せる服として選ばれることが多いアイテムです。

たった今おしっこのおむつ替えをしたと思ったら、その瞬間にうんちが出た……など、新生児のおむつ替えは本当に頻繁で、1日に10回を超えることもあるでしょう。そんなときにも、ドレスオールならば裾をめくるだけでおむつ替えができるので便利です。

 

カバーオールとは

少しおむつ替えの頻度が減ってきた頃に便利なのがカバーオールです。カバーオールは、股下にスナップボタンが付いており、ズボンのような形にできるタイプです。

ボタンを留める手間はありますが、赤ちゃんの動きによって洋服がずれあがってしまうのを防いでくれるので、赤ちゃんが足をバタつかせるなど、動きが活発になってきた頃に着せてあげるのがおすすめです。涼しい季節、寒い季節でも、赤ちゃんのお腹が出てしまうことがなく、冷え防止に役立ちます。

 

新生児に2WAYオールがピッタリな理由

ドレスオールとカバーオール、どちらにも利点がありますが、2WAYオールならばその両方を満たしてくれます

赤ちゃんの成長は早いです。はじめはスナップ止めしないドレスオールが楽ですが、すぐに足をバタバタと元気に動かせるようになります。そうするとドレスオールの裾がめくれてしまうため、カバーオールの必要性を感じる方が多いでしょう。

2WAYオールを用意しておけば、最初はドレスオールとして着せておき、必要なときにさっとカバーオールに移行できるので、サイズさえ合えば長く着せることができます。

 

2WAYオールの選び方のポイント

2WAYオールの選び方のポイント

2WAYオールは赤ちゃんのお世話にぴったりの洋服ですが、実際に選ぶときにはどのような点を気にすれば良いのか分からないご家族もいるでしょう。

次に、2WAYオールの選び方についてお伝えしていきますので、選ぶ際の参考にしてみてください。

 

肌に優しい素材

赤ちゃんのお肌は刺激に弱いものです。そのため、赤ちゃんの洋服はやはり綿100%がおすすめです。ただし、同じ綿素材でも生地の織り方や編み方でさまざまな種類に分けられ、それぞれ厚さや肌触りが異なります。

続いて、綿素材の種類について詳しく解説していきます。

 

ガーゼ

ガーゼは平織りで柔らかい肌触りが特徴です。マスクやハンカチなどにも用いられており、大人の私たちにもなじみのある素材といえます。

ガーゼは比較的目が粗く、通気性が良いので赤ちゃんの衣服によく使われるレギュラー選手と言える存在です。ただ伸縮性という意味ではほかの製法にやや劣ります。

また通気性が良い分暖かさはあまりありませんが、二重・三重と重ねることで保温性も上がります。六重ガーゼのふんわりとしたタオルやスリーパー、アフガンなどは、赤ちゃんが心地よく使えるアイテムです。

 

フライス

フライスはリブ編みされた綿素材の生地です。そのため、伸縮性に優れていて心地よいフィット感があります。また吸湿性も高く、柔らかでスムースな手触りなので、赤ちゃんの肌着としては定番の素材といえます。

 

天竺

Tシャツなどでおなじみの天竺素材は、平編みのため薄手でさらっとした手触りが特徴です。平編み、メリヤス編みとも呼ばれています。

風通しが良く乾きやすいので、汗をたくさんかく夏用の肌着としてよく利用されています。フライスと同様に、特に横方向への伸縮性に富んでいます。

 

スムース

生地の両面がリブ編みで、どちらかと言えば厚手で丈夫な生地です。肌着としてはオールシーズン使えるものですが、どちらかと言えば秋冬の肌着やウェアに向いている素材です。

手触りも柔らかで気持ち良く、優しく赤ちゃんの肌を包んでくれます。

 

パイル

タオル生地として使われるパイルは、コットン素材の中では最も厚地に編み上げることのできる織り方です。厚みがあり保温性が高いので冬場に重宝します。

ただし、繊維に赤ちゃんの薄い爪が引っ掛かってしまうことも。割れた爪が引っ掛かると、ケガにつながるので、爪切りなどのケアをしっかりとしてあげましょう。

 

汚れが目立たない柄やデザイン

2WAYオールを選ぶときは、素材だけではなく柄やデザインにも注目してみてください。新生児から生後6カ月頃の時期は吐き戻しやよだれ、離乳食などで思いがけず服が汚れやすい時期なので、汚れが目立ちにくい服がおすすめです。

特に汚していないつもりでも、気が付いたらよだれなどで襟ぐりが黄ばんでいた、ということはよくあります。特に汚れを気にする人ならば、真っ白の服よりも少し色のあるものや、細かい柄が多く、多少の汚れが目立ちにくいものなどを選択してみるのも一つの方法です。

また赤ちゃんは1日に何回も着替えをするので、洗濯物も増えがち。そのため、なかなか乾かない素材だと洗い替えがなくて困る事態になることもあるでしょう。乾きやすい素材の洋服を選べば、そのような困りごとも防げます。

 

2WAYオールはいつまで着られる?

2WAYオールは「いつまで着る」という決まりはありませんが、「寝返りをひんぱんに打つようになった」「腰がすわってお座りができるようになった」あるいは「つかまり立ちするようになった」頃まで着せるご家族が多いようです。

続いて、2WAYオールはいつまで着られるかを詳しく説明していきます。

 

寝返りを頻繁にうつようになった

寝返りを頻繁に打つようになると、赤ちゃんのお世話をする間もじっとしていてくれません。そうなると、おむつ替えの際にスナップボタンを留めるのも大変になってきます。

セパレートタイプの服を着せておいて、おむつ替えのときにはズボンだけを脱ぎ履きさせる方が楽だと感じるご家族の方も出てくるでしょう。そのような場合には、2WAYオールを卒業するタイミングかもしれません。

「まだ2WAYオールの服をサイズアウトしていないのに、もったいない……」という場合は、夜寝るときのパジャマとして活用すれば、寝冷え対策にもなり有効活用できます。

お座りができるようになった

お座りができるようになる頃には、体力もだいぶ付いてきて、足もバタバタするようになっているかもしれません。そうなると、2WAYオールのスナップボタンを留めるのはさらに大変になります。そんなときも、2WAYオールの卒業タイミングです。

お座りができるならば、セパレートタイプの服を着せるときにも、トップスの着替えは比較的楽に行えるはずです。

ズボンの脱ぎ履きは、つかまり立ちができるようになった方が楽ではあります。ですが、まだ赤ちゃんが小さいので、寝かせた状態でお尻を持ち上げてズボンの着替えをすることも、比較的負担が少なく行えるでしょう。

 

つかまり立ちができるようになった

つかまり立ちができれば、いよいよ上下セパレートを着せやすくなります。おむつもパンツタイプを使用する子が増える時期です。2WAYオールは卒業して良いでしょう。

セパレートタイプの洋服には選択肢がたくさんあります。ただ頭や手、足などが出しにくい、どこかに引っ掛かりやすいなど、赤ちゃんにとって着替えが大変なお洋服だと、赤ちゃんが着替え途中でぐずってしまうこともあるでしょう。赤ちゃんもお着替えを楽しめるよう、無理なく着られるお洋服を選ぶことが大切です。

頭をシャツから出すときに、「いない、いない、ばぁ!」などと声をかけてあげると赤ちゃんも喜んでくれるかもしれません。

 

2WAYオールを卒業したら何を着せる?

2WAYオールを卒業したら何を着せる?

2WAYオールを卒業したあとは、上下セパレートの服を着せるご家族の方が多いようです。セパレートタイプになると服の選択肢がぐっと増えるので、着こなしがますます楽しくなるでしょう。

ただし2WAYオールやカバーオール、ロンパースなどは赤ちゃんならではのかわいらしさが楽しめる服ですので、サイズアウトしていなければ夜のパジャマとして、また冷えが気になるとき、ちょっと赤ちゃんらしさを楽しみたいときなどにも使えます。

 

季節ごとの2WAYオールの着こなし方

2WAYオールは季節によって合わせるアイテムを変えてみましょう。赤ちゃんがより快適に過ごせるうえ、おしゃれを楽しむこともできます。

ここからは、2WAYオールを使って着こなしを楽しむときのポイントや、季節ごとの具体的な着こなしについて紹介していきます。

 

春の着こなし

春とは言っても、3月~4月はまだまだ朝晩が冷え込み、寒さを感じる日もあります。ですので2WAYオールの下には短肌着や長肌着を着せてあげましょう。日によっては、長短の肌着を両方着せてもOKです。または下着として半袖ロンパース、肌寒い日ならば長袖ロンパースも使えます。

さらに、防寒着としてカーディガンやベストなどを用意しておくと使い勝手が良く、便利です。袖を通さなくて良いポンチョなども、使いやすい上にデザインがかわいいものも多くおすすめです。

お出かけのときには、室内で過ごすときよりもプラス1枚加えることを意識してみてください。ちょっとおしゃれをしたいならば2WAYオールをワンピースの形にして、中にブルマを履いたり、レッグウォーマーを合わせたりすると見た目も可愛く、保温性もあります。

 

夏の着こなし

夏の暑いとき、室内で過ごすには短肌着と2WAYオールがあれば十分です。赤ちゃんは暑がりで汗っかきなので、夏場は半袖の2WAYオールを選んであげてください。肌着と短肌着の組み合わせで暑がるようならば、短肌着のみで過ごしてもよいでしょう。ただし、汗をかいたらすぐに着替えさせてあげるなど、汗が冷房で冷えて風邪をひかないように注意します。

お出かけのときは帽子は必需品です。できれば、首の後ろに日よけの付いたタイプにしましょう。出かけ先にもよりますが、夏場は交通機関でも屋内でも、冷房の効いた場所が多くあります。そのため、薄手のカーディガンなど、何か羽織れるものを持って出かけた方が良いでしょう。

 

秋の着こなし

昼と夜の寒暖の差が激しい秋は、重ね着がポイントです。時間帯によって、着脱で温度調整ができるようにしてあげましょう。

室内にいるときには短肌着と長肌着またはコンビ肌着を重ね、その上に2WAYオールを着せるのが目安です。ただし室内の温度や赤ちゃんによる差もあるので、赤ちゃんの様子をよく見てあげてください。

赤ちゃんは体温調節がまだまだ苦手なので、背中に汗をかいているようなら1枚脱がせてあげ、手足が冷たいようなら衣服を足してあげると良いでしょう。

お出かけのときは、さらにベストやカーディガンをプラスしてみてください。素材は、秋の初めの頃はコットンのカーディガンなどでも快適ですが、冬に近づくにつれて多重織りのガーゼによるアフガンやおくるみを使うのも良いでしょう。

 

冬の着こなし

基本的には室内では短肌着と長肌着、またはコンビ肌着を重ねた上に2WAYオールを着せます。肌着の素材は、ほかの季節と同じでガーゼやフライスなどでも構いませんが、少し寒そうであればスムース素材のものを着せてあげるのもおすすめです。また2WAYオールの生地は中綿入りのものなどもあり、暖かくおすすめです。

お出かけのときは、足先まですっぽりと覆ってくれるタイプのジャンプスーツを着ると、靴下を履かせる手間もなくて便利です。それでも寒い場合は、ブランケットをかけてあげましょう。また、お出かけ時にベビーカーに乗せるときには、専用のフットマフなどを併用するのもおすすめです。

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赤ちゃんには2WAYオールがおすすめ

2WAYオールは、生まれてすぐの新生児期から、寝返りやお座りができるようになる頃まで長く使えるアイテムです。サイズ展開も、50~60cmのものから、80cm、90cmぐらいまであるのが一般的です。

2WAYオールを選ぶときは、できれば綿100%のものを選び、季節に合わせてガーゼやフライス、パイルなどを選択しましょう。中に肌着を着て、季節によっては2WAYオールの上に防寒着などを重ね着して赤ちゃんが快適に過ごせるように温度調節をしてあげてください。

2WAYオールを賢く便利に使って、赤ちゃんの洋服選びを楽しみましょう。