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04 November

小学生の服の選び方を男女別に解説!おすすめコーデ術も紹介 小学生の服の選び方を男女別に解説!おすすめコーデ術も紹介

小学生の服の選び方を男女別に解説!おすすめコーデ術も紹介

小学生になると、基本的に毎日私服で登下校するようになります。ちょうどお子さんも大きくなっておしゃれに興味を持つようになるお年頃かもしれませんね。

制服が指定されていた幼稚園の頃とは異なり、毎日の洋服選びが悩みの種の親御さんもいらっしゃるのではないでしょうか?

今回は、小学生が学校に着ていく洋服選びのポイントや、男子・女子の季節別のおすすめコーデ術、洋服選びに参考になる素材などを解説します。お役立ち情報が満載の本記事をぜひご一読ください。

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【男子女子共通】小学生の服を選ぶときのポイント

せっかくなら、お子さんが学校に来ていく服をおしゃれにコーディネートしたいところですが、肝心なのは、本人が学校で快適に過ごせるかどうかです。男子・女子の区別なく、小学生の服を選ぶ際に役立つ6つのポイントをご紹介します。

動きやすい

小学生の服装は動きやすさを第一に考えましょう。幼稚園の頃よりも大幅に運動量が増えて、教室や校庭、通学路など、あちこちでお友達と遊び回るようになります。

活発な遊びは、お子さんの運動機能の発達にもつながります。ストレッチがきいた素材のパンツや、短すぎない丈のスカートなどなら、お子さんもストレスなくのびのびと身体を動かせる上に、ケガもしにくくなります。

一方で遊びに夢中になると、洋服が汚れるのも気にせず没頭しがちです。こうした行動パターンも念頭に置いて洋服を選びましょう。

着替えやすい

着替えやすい服装かどうかも、洋服選びの大事なポイントです。小学校に上がると体育の時間があるため、ストレスなく脱ぎ着できる服装だと、手早く体操着に着替えられます。

また、激しい運動をし続けたり、気温が急激に変化したりすると、洋服を脱ぎ着して体温調節する必要もあります。

お子さんが自分で無理なく脱ぎ着しやすいよう、伸縮性がある生地でできていて、ボタンなどの留め具が少ない、あるいはファスナーで着脱できるなど、扱いやすい洋服を選びましょう。

汚れが目立ちにくい

小学生の普段着には、汚れが目立ちにくい洋服を選びましょう。友達と外で遊んでいるうちについ洋服を汚してしまうのは日常茶飯事です。また、授業中にうっかり習字の墨汁や絵の具をこぼしてしまったり、給食で食べ物の汁を垂らしてしまったりなど、アクシデントもよくあります。

白色や単色系の服装は見栄えはキレイでも、汚れが目立ちやすいのがデメリットです。逆に、濃い色目やカラフルな色目の服装は、汚れが目立ちにくいため、お子さんも汚すのを気にせず伸び伸び行動できます。

ポケットがついている

洋服選びで盲点になりやすいのが、ポケットがついているかどうかです。ポケットがあれば、ハンカチやティッシュなどを携帯できます。中にはハンカチを持ち物として指定している小学校もあるため、ポケットがないとハンカチを忘れたり紛失したりしやすくなり、不便ですよね。

ポケットは、ハンカチやティッシュだけでなく、一時的に外したマスクを保管しておくにも役立ちます。

ポケットがついていない場合は、クリップで洋服に固定できるタイプの移動ポケットの活用がおすすめです。女子が好むキュートな絵柄や男子向けのキャラクターものものなど、さまざまなデザインの商品が販売されています。

洗濯や手入れがしやすい

洗濯機で簡単に洗濯でき、手入れしやすい素材かどうかも洋服選びでチェックすべき項目です。

外で遊ぶ場合はもちろん、ただ一日学校で過ごしているだけでも、目に見えない汚れが衣類に付着します。そのため、一度着用した後は必ず洗濯するのがおすすめです。洗濯機で何度も洗っても傷みにくく、かつ速乾性がありシワになりにくい素材の洋服なら、手入れも楽ですね。

洋服だけでなく、コートやジャンバーなどの防寒着も、自宅で洗える素材の商品を選ぶとよいでしょう。まめに洗濯できるので扱いやすく、クリーニング代の節約にもなります。

本人の好みに合っている

小学生の洋服選びで最後に意識したいポイントは、本人の好みに合っているかどうかです。たとえ、今回紹介した条件を満たす洋服でも、お子さんの希望にそぐわないものもあるでしょう。

どれほど実用的で扱いやすい洋服でも、本人の好みに合わないものは、いずれ袖を通されなくなります。親御さんが一方的に買ってきたものを着せるようなやり方ではなく、お子さんと一緒に相談しながら洋服を選ぶのがおすすめです。

小学生の洋服は何枚くらい必要?

小学生の洋服選びでは、見栄えや機能性の面だけではなく、必要枚数は何枚かも気になるポイントです。何着くらい揃えておけば、快適に学校生活を送れるのでしょうか?

普段着で最低限必要となる枚数、さらにアウターの必要枚数も合わせて紹介します。

最低でも月~金の5セット

小学生の場合、1週間分の上下セット、最低でも月曜から金曜までの5日間を過ごせる5セットがあれば、洗濯や着回しの面で安心です。

逆に洋服が少なすぎると、周囲に「いつも同じ洋服を着ている」という印象を与えてしまいかねません。また、洗濯した洋服が乾かなかった場合に、着ていくものがなくなる恐れもあります。

基本的に、洋服は汚れがひどくなる、あるいは布が破れるなどで着られなくなったら、新しく買い足しましょう。遊んでいる最中に、脱いだトレーナーをどこかに置き忘れるなども起こり得るので、ストックは十分に揃えておくに越したことはありません。

できればアウターも2着以上

防寒着としてのアウターは、通常1着あれば十分と考えがちですが、実は予備として2枚あると安心です。

秋冬や春先など、朝と昼の寒暖差が激しい時期、朝はアウターが必要でも午後は気温が上がって不要になる場合があります。そうなると、つい朝着てきたアウターを学校に置き忘れて帰ってきたり、帰る途中で紛失してしまったり、あるいはひどく汚して帰ってくる可能性もあります。

アウターが2着あれば替えがきくので、明日着ていく分がなくて困る心配もありません。特に寒さが厳しい季節は、2着以上あれば着回しに便利です。

【男子】シーズンごとのおすすめコーディネート

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小学生になると洋服に興味を持つお子さんもいますが、一般的に男子は女子に比べると、自分の服装に興味が薄い子も多くいます。男子の洋服選びには機能性や動きやすさを重視するのはもちろんのこと、親御さんが服選びそのものを楽しむ姿勢が大事です。

地域差もありますが、春はまだまだ寒暖の差が激しい季節です。朝の登校時と、午後から夕方にかけての下校時の気温差を意識してコーディネートを組み立てましょう。

基本の組み合わせは「長袖Tシャツ+パンツ+上着」です。

ボトムは、気温が低めの場合は長ズボン、やや高めの場合はハーフパンツと、その日の気候で使い分けるとよいでしょう。動きやすさの面で、柔らかい素材の商品がおすすめです。

トップスは、長袖Tシャツの上に半袖Tシャツをレイヤードし、暑かったら長袖一枚になる、あるいは薄手のカーディガンを脱ぎ着するなどの工夫で気温調整できます。

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気温が高い夏場は、「半袖Tシャツ+ハーフパンツ」が基本のコーディネートです。暑さ対策に、通学時は帽子を被るのを忘れないようにしましょう。

ただでさえ夏場は汗をかきやすいため、着替えの回数が増えます。特にスポーツをする機会が多いお子さんの場合は、日に何度も着替えをする必要があるため、他の季節よりもTシャツなどの枚数を多めに持っておくと安心です。

スポーツブランドなどを好むお子さんの場合、夏服なら冬服に比べて価格もリーズナブルです。たとえばブランドもののTシャツ一枚を組み合わせるだけでも、十分おしゃれに見えるので、普段着に取り入れてメリハリをつけてみませんか?

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爽やかで過ごしやすい気候の秋は、「長袖Tシャツ+パンツ+上着」が基本コーディネートです。

気候が変わりやすく、日中はかなり暑くても、夕方は涼しくなることもあるため、半袖に薄手の上着を組み合わせるなどで、体温調節を図る必要があります。

一方で、夏に比べて気温が下がるとはいえ、遊びやスポーツなどでまだまだ活発に動き回る季節です。運動量の多い男子は大量の汗をかくので、薄手の羽織ものを持ち歩いて、体温の急激な低下に備えましょう。

春や夏、冬の洋服をうまく組み合わせることで、いろいろなコーディネートが楽しめます。

寒さが本格化する冬場は、「ニットorトレーナー+長ズボン+上着」が基本のコーディネートです。

戸外では身体を冷やさないよう、とにかく防寒が第一に、登下校時はダウンなどの防寒着に、マフラーや手袋、耳当てなどを装着して、体温の低下を防ぐ必要があります。

逆に、教室内は暖房がきいて温かいため、あまり厚着しすぎると汗をかいてしまい、風邪を引く原因になります。

そのため、厚手の服を一枚着るよりも、薄手の服を重ね着しておけば、暑い場合は上着を脱ぎ、寒い場合は上着を重ねて上手に体温調節できます。

【女子】シーズンごとのおすすめコーディネート

小学生の女子は、自分が好きな洋服ばかり着用したがるなど、ファッションやおしゃれへの興味が芽生えるお年頃です。とはいえ、見た目のかわいさだけで選んだ洋服は、着心地や機能性などの面で扱いづらい可能性があります。お子さんには、気温や天気に合わせた洋服選びのポイントを教えてあげましょう。

春は、「長袖Tシャツ+ボトムス+上着」が基本のコーディネートです。

気温的にはトレーナーも適していますが、一日の寒暖差が大きい時期は、脱ぎ着して体温調節をしやすいパーカーやシャツが便利です。ボタンが多い衣類は脱ぎ着に時間がかかってストレスになることがあるのでご注意ください。

防犯対策の観点から、短すぎるスカートは避けるのが無難ですが、履く場合は下にスパッツやレギンスを履くなどで、肌の露出を防ぎましょう。

コーディネートがばっちり決まるセットアップなら、洋服選びにかかる時間を短縮できます。

暑さが厳しくなる夏場の基本は「Tシャツ+ボトムス」など、できるだけ涼しく動きやすい服装が理想的です。また、熱中症予防や日焼け対策に、登下校時は必ず帽子を被りましょう。

短いスカートを履く場合は、防犯面でインナーパンツ付きやキュロットタイプなどがおすすめです。子供向けのひざ丈、ひざ下丈のかわいいスカートもたくさんあるので、チェックしてみてください。

普段ならなかなか手が出ないハイブランドの洋服は、夏物なら比較的安価に入手できます。たとえばゆるめのロゴ入りTシャツなど、普段のコーデに取り入れると、お子さんもおしゃれを楽しめるでしょう。

秋は日々の気温差が大きいため、春物や夏物、冬物をうまく組み合わせて、気候の変化に対応しましょう。

洋服選びが難しい面もある一方で、「ワンピース+レギンス」「ニット+パンツ」など、コーディネートの幅が広がる季節でもあります。秋の定番カラーも取り入れつつ、季節感を生かしたおしゃれを楽しんでみてはいかがでしょうか。

一日の中でも寒暖差があるため、上着も組み合わせて身体を冷やさないように気をつけましょう。自分で体温管理ができるように、毎日の気温をチェックしてお子さんに伝えてあげることも大切です。

一年で特に気温が低い冬は、「ニットorトレーナー+長ズボン+上着」が基本のスタイルです。

登下校時はマフラー、手袋、耳当てなどを装備して、体温を奪われないようにしましょう。特に、スカートを履く際は、下半身の寒さ対策も万全にしておく必要があります。

防寒のため、ヒートテック素材の衣類も取り入れて、動きにくくならない程度に重ね着しましょう。

ただし、教室内は暖房がきいているため、着込みすぎると大量に発汗して身体を冷やしてしまう恐れがあります。体温調節に留意しつつ、色合いや素材など、冬ならではのレイヤードスタイルを楽しんでくださいね。

小学生の洋服に使われる素材

3 赤ちゃんの頃は肌着や洋服の素材に気を遣っていても、お子さんの成長とともにあまり気にしなくなる親御さんもいるでしょう。とはいえ、お子さんの中には小学生になっても肌が弱いケースもあります。肌触り以外にも、素材ごとの特徴を知っておくと、適切な洋服選びに役立ちます。

綿(コットン)

綿は、天然繊維の定番です。肌触りの良さと繊維の強靭さから、下着類やTシャツ、トレーナー、デニムパンツなど、一年を通じてさまざまな衣料に使用されます。

綿は吸湿性が高い一方、洗濯をすると縮むことがあります。シワになりやすい素材でもありますが、熱にも強いため、直に高温のアイロンを当てても傷みにくいのが特徴です。

麻(リネン)

通気性と吸湿性に優れた天然繊維で、春夏のシャツやブラウスなどに使用されます。繊維の中でも特に耐久性があり、ややザラザラした肌触りながら、速乾性の高さから夏場でも快適に過ごせるのが特徴です。

ただし、洗濯すると縮みやすくシワもできる上に色落ちもしやすいので、型崩れしないよう手洗いするなど、扱いに手間がかかります。

ポリエステル

代表的な合成繊維の1つです。綿素材との混紡で作られた繊維は強度に優れ、Tシャツやワイシャツ、セーターなどさまざまな衣料で採用されています。

洗濯しても縮みやシワになりにくく、軽量性や速乾性、耐久性にも優れている点から、激しい運動を伴うアウトドアアクティビティやスポーツ向けの衣料にも向いています。

ナイロン

ポリエステルと並んで、代表的な合成繊維の1つです。高い強度を誇り、耐久性と耐熱性の面でも優れた素材のため、冬用のアウターやスポーツウェアなどに多用されています。

摩擦にも強く型崩れしにくいため、現在は衣類だけでなくビジネスや普段使い、旅行用などさまざまな用途のバッグにも採用される素材です。

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まとめ

幼児の頃よりも運動量が大幅に増える小学生の洋服選びには、単にオシャレさやかっこよさなどの見栄えだけでなく、動きやすさや着替えやすさ、汚れにくさなどの実用面も考慮しましょう。

普段着は最低でも5セット、アウターは2セットあれば着回しには困りません。

今回紹介した男子・女子での季節別のコーディネートのポイントや素材ごとの特徴も、お子さんにぴったりの洋服を選ぶ際に役立つので、ぜひ参考にしてみてください。