22 December
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赤ちゃんのお宮参り時の服装を解説

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赤ちゃんの出生とこれからの健やかな成長を祝うお宮参り。生後1カ月前後の赤ちゃんを連れて、正装をして神社を訪れるのが基本です。

本記事では、お宮参り時の赤ちゃんの服装に関して詳しく解説していきます。基本を抑えて大切なお宮参りに備えましょう。

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赤ちゃんのお宮参り時の服装は3つの基本を抑えるのが大切

お宮参り時の赤ちゃんの服装を選ぶときは、次の3つの基本を抑えるのが大切です。

  • カジュアル・露出多めな服装を避ける
  • 赤ちゃんの服装をベースに決める
  • 季節・気温に合わせる

特に2つ目の基本「赤ちゃんの服装をベースに合わせる」については、一緒に神社をお参りをする両親の服装も、赤ちゃんの服装に合わせるのがポイントです。赤ちゃんが主役のイベントなので、赤ちゃんを引き立てつつ統一感ある印象にまとまります。

それぞれの項目を詳しく解説していきます。

カジュアル・露出多めな服装は避ける

カジュアル・露出多めな服装は避けるようにしましょう。お宮参りは決められた服装がありませんが、赤ちゃんの出生やこれからの健やかな成長を「産土神(うぶすながみ)」にお祈りするため、正装が基本です。
Tシャツやジーンズ、スウェットなどはカジュアルな服装として、失礼にあたるので避けます。

また、肌の露出が多い服装も同じく失礼にあたります。

肌を露出するならタイツや羽織りものなどを着用します。

赤ちゃんの服装から決める

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お宮参り時の服装に迷ったら、両親ではなく赤ちゃんの服装から決めましょう。次の章で詳しく説明しますが、和装・洋装どちらでも構いません。カジュアルすぎないこと、露出しすぎないことを念頭に、正装を選べばふさわしい服装が選べます。

赤ちゃんの服装が決まったら、一緒に参拝する両親の服装を選びます。和装なら女性は着物がおすすめですが、無理に合わせる必要はありません。一方、洋装なら男女ともスーツなどのフォーマルな服装で揃えます。

男性の服装は、最近では和装・洋装どちらの場合でもスーツを合わせる方が多いようです。

季節・気温に合わせる

最後に季節や気温の考慮を忘れないようにしましょう。お宮参りは通常生後1カ月前後で行う行事なので、生まれた時期によっては真夏や真冬など、赤ちゃんにとって過酷な季節にあたる可能性があります。

対応調整機能がまだ発達しきっていない赤ちゃんを気遣い、工夫を凝らして季節に合わせた服装で参拝します。

和装?洋装?赤ちゃんのお宮参り時の服装の決め方

お宮参り時の赤ちゃんの服装として正式な装いとされているのが「白羽二重(しろはぶたえ)」と呼ばれる、真っ白な絹でつくられた内着(うちぎ)です。この白羽二重に掛け着と呼ばれる着物を着せて、参拝します。

ただし、着物は非常に高価ということもあり、最近ではドレスやフォーマルなロンパースを着せる方が増えています。

男の子の定番は白羽二重+熨斗目模様

男の子の装いとして定番なのが「熨斗目模様(のしめもよう)」です。熨斗目模様は出生や大成を表し、元々は武士が着用していました。袖の下~帯のあたりに、横に沿った模様が特徴です。

また、濃いめの色合いが人気で、男の子らしい絵柄が付いたものが選ばれています。

女の子の定番は白羽二重+友禅模様

女の子の装いとしては「友禅模様(ゆうぜんもよう)」が定番です。友禅模様は、色彩豊かで曲線的な模様が特徴です。女の子らしく気品のある雰囲気を表せます。

また、男の子の服装とは対称的に、優美なデザインが人気です。色合いも明るく華やかなカラーが選ばれています。

写真映えと動きやすさを兼ね備えたベビードレスもおすすめ

和装は日本で古くから伝わる伝統的な服装として一定の人気がありますが、価格やお手入れのしにくさ、重さなどが難点です。

したがって、軽さがあり、お手入れも簡単なベビードレスを着せる方が増えています。ベビードレスは女の子用だけでなく、装飾が控えめな男の子用のドレスも登場しており、男女問わず使えるのもポイントです。

赤ちゃん向けのフォーマルなロンパースも人気

カジュアルすぎない服装として、赤ちゃん用のフォーマルなロンパースも人気です。着せやすいように工夫が施されている商品もあり、見た目も使い勝手も追求されています。

和装では袴風のデザインが施されたロンパース、洋装ではスーツやドレス風のデザインが施されたロンパースなどが人気です。

お宮参りは生後1カ月でのイベントなので、何かあったときのために動きやすさも大切です。動きやすさ重視で選びたい方は、赤ちゃん向けのフォーマル着を探してみてください。

価格もお手頃で、多種多様なデザインからお好みのものが見つけられます。

それでも和装がしたい!掛け着とベビードレスを上手に活用しよう

先ほども少し触れましたが、お宮参り時の正装は「白羽二重(しろはぶたえ)」です。この白羽二重に「掛け着」と呼ばれる色鮮やかな着物を着せて参拝します。

リーズナブルに抑えたいけど、正装で参拝したい方におすすめなのが、掛け着とベビードレスの併用です。

白羽二重の代わりはベビードレスがおすすめ

白羽二重の代わりとしておすすめなのが、ベビードレスです。ベビードレスは白羽二重と同じように真っ白な生地で作られている商品も多く、掛け着の下に着せても違和感がほとんどありません。

白羽二重はせっかく購入しても一度しか着れない、お手入れしにくいということもあり、最近ではベビードレスと掛け着の組み合わせが主流になりつつあります。

ベビードレスは温度調節もしやすい

また、ベビードレスのメリットとして温度調節しやすい点が挙げられます。春はベビー服の上にベビードレスを重ね着して冷たい風が当たらないように。夏は綿素材や薄い生地のベビードレスで蒸れないように。

秋は肌着・ベビー服・ベビードレスを合わせて、肌寒さを感じさせないように。冬は重ね着で寒さに耐えられるように、などベビードレスは気候に合わせてアレンジしやすいのがポイントです。

短時間の参拝とはいえ、体温調節ができない赤ちゃんの負担とならないように工夫するのが大切。イベント後に風邪をひかないよう、十分注意しましょう。

お宮参り時の服装はレンタルがおすすめ

お宮参りは一生で一回の重大イベントで、好きな服装を着せたい方も多いと思います。そんな方におすすめなのが、お宮参り時の赤ちゃん服をレンタルできるサービスです。

お宮参りの時に服を購入しても、赤ちゃんはすくすくと成長するためすぐに切れなくなってしまいます。その点レンタルなら、一度きりなので、服を無駄にせず済みます。

購入するより価格を抑えられるぶん、少し豪華な装いも自由に選べます。
お宮参り時の赤ちゃんの服装を迷っている方は、ぜひレンタルサービスの活用も検討してみてください。

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お宮参り時の赤ちゃんの服装はカジュアルすぎない服装がおすすめ

お宮参り時の赤ちゃんの服装は、カジュアルすぎない服装であれば特に指定はありません。正装とされている白羽二重と掛け着はもちろん、ベビードレスや、袴、スーツなど、洋装も選ばれています。

近年では、機能性も見た目も兼ね備えた着こなしが人気です。価格を抑えたい方は、レンタルも検討してみましょう。

これからお宮参りを迎える方は、ぜひ今回紹介した着こなしを参考に、赤ちゃんの服装を選んでみてください。

この記事の著者:チル子
チル子

チルドレン通信勤務の主婦ライター。 子ども服・ベビー服専門のライター歴は10年以上、今までに書いた子供服ベビー服のコラムは500本以上になります。 読んでいただいた方に、オシャレで楽しいお子様とのファッションライフを楽しんでもらうことを目的に記事を書いています。 旦那と子供2人と4人暮らしで、お仕事と育児に毎日奮闘中。 趣味は子供服のコーデを考えることです。 専門は子供服やベビー服ファッションです 他に私が書いたコラムは下記のURLからご覧ください。 https://chil2.com/blog/